レゾナック、サステナビリティ経営で「モヤモヤとドキドキ」を原動力に企業価値向上へ
レゾナック・ホールディングスは、旧昭和電工と旧日立化成の統合を経て、半導体材料事業を中心に成長を続ける中で、経営の根幹にサステナビリティを据えた新たな戦略を打ち出しました。同社の最高サステナビリティ責任者(CSuO)である松古樹美氏は、サステナビリティの社内浸透のために「モヤモヤとドキドキ」というユニークなキーワードを掲げ、伝統的な日本企業体質からの脱却と企業価値向上を目指しています。
サステナビリティを経営の核に据えるレゾナック
レゾナックは、素材の技術力と半導体材料におけるスペシャリティケミカルの強みを融合させ、「世界トップクラスの機能性化学メーカー」となることを目指しています。単に素材を売るのではなく、顧客が求める「機能性のある材料」へと加工することで、高い利益率を実現するビジネスモデルを追求しています。この成長戦略の実現には、「経営を変える」「人を変える」「企業文化を醸成する」という3つの要素が不可欠であり、特に共創型人材の育成を最優先事項としてきました。
「モヤモヤとドキドキ」で社内浸透を図る
松古CSuOは、サステナビリティを社内に浸透させるためのユニークなアプローチとして、「モヤモヤとドキドキ」という言葉を挙げました。これは、現状に対する「モヤモヤ」とした課題意識や、新しい挑戦への「ドキドキ」するような期待感を、サステナビリティへの取り組みの原動力に変えようとするものです。優秀な人材のポテンシャルを最大限に引き出し、社員一人ひとりが自らのキャリアを切り開き、サステナビリティを経営戦略と結びつけて考える文化を醸成することが狙いです。
企業価値向上のための戦略
レゾナックは、企業価値を「戦略」「個」「企業文化」の掛け合わせで捉えています。外部不経済の内在化を企業の社会的責任と位置づけ、成長そのものだけでなく、「成長の仕方」も重要視しています。今後は、自社製品・サービスの「サステナ認定」を強化し、サステナビリティへの取り組みを具体化していく方針です。この戦略を通じて、レゾナックらしい成長の形を追求し、企業価値の向上を目指していきます。


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